工業用再生紙を活用したアップサイクルブランドの「ピクニックラグ」。 大阪のみんなが誇れる大阪みやげ50品「大阪代表商品」に選出
新柄も追加し、4/30~5/6に阪急うめだ本店「うめだスーク」のイベントで販売
創業昭和3年、紙再生サービスメーカーの山陽製紙株式会社(所在地:大阪府泉南市 代表取締役:原田六次郎)が展開する再生紙のアップサイクルブランド「crep(クレプ)」の「ピクニックラグ」が、「OSAKA PRIDE PRODUCTS 2025」プロジェクトの「大阪代表商品」に選ばれました。「大阪代表商品」は、大阪・関西万博に向け、大阪のみんなが誇れる大阪みやげとして府内各地域から50品が選ばれたものです。これにあわせて新柄「CHECK EXPO2025」も作成しました。4月30日から5月6日に阪急うめだ本店うめだスークのイベントで先行販売する他、5月1日よりオンラインストアRepepa(リペパ)で販売を開始します。
大阪・関西万博の開催期間中に空港や百貨店で販売
大阪府では、中小企業・小規模事業者の万博への参画意識の向上、機運醸成を目的として、お土産に適する商品の磨き上げと、主要駅や空港等における出品を支援する「OSAKA PRIDE PRODUCTS 2025(大阪代表商品販促事業)」を実施しており、百貨店や空港関係のバイヤー等で構成された選考会の審査を経て、地域代表商品の中から「大阪代表商品」50品が決定されました。
当社の主力製品である工業用クレープ紙の端材活用の取り組みから生まれたアップサイクルブランド「クレプ」の「ピクニックラグ」がこちらに選出されました。
全23柄45種。累計約10万枚販売の人気アイテム
「ピクニックラグ」は、工業用品を守るための耐久性・耐水性に優れたクレープ紙の特性をそのまま活かした、全国的にも珍しい「再生紙」でできたレジャーシートです。紙ならではのさらっとした手触りや、軽くて持ち運びやすいところが特徴です。様々な分野のクリエイターとコラボレーションし、全23柄45種のデザインから選ぶ楽しみもあります。今回さらに新柄の「CHECK EXPO2025」を追加しました。
「グッドデザイン賞」や、「大阪製ブランド」にも認定され、2016年の発売以来、累計販売数約10万枚の人気のアイテムです。お土産や自身の思い出の品として、また旅行中にも使用することができます。
本件に関するメディアからのお問い合わせ先
山陽製紙株式会社 広報担当:武田
〒590-0526大阪府泉南市男里6-4-25
TEL:072-482-7201 FAX: 072-482-7204
メール:takeda@sanyo-paper.co.jp
HP:http://www.sanyo-paper.co.jp/
捨てず、燃やさず、めぐる紙『PELP!』:https://pelp.jp/
紙と暮らす、エシカルストア『Repepa(リペパ)』:https://repepa.com/
参考資料
■大阪代表商品とは
大阪府では、中小企業・小規模事業者の万博への参画意識の向上、機運醸成を目的として、お土産に適する商品の磨き上げと、出品の場づくりを支援する「OSAKA PRIDE PRODUCTS 2025(大阪代表商品販促事業)」を実施しています。
本事業で選ばれた「今まで知らなかった大阪」の魅力を感じていただける約400品の多彩な商品から、「大阪代表商品」50品を大阪・関西万博の開催期間中に百貨店や空港等で販売することが決定しました。
https://www.osaka-daihyo.jp/index.html
■工業用クレープ紙から生まれた「crep(クレプ)」
crep(クレプ) の商品は工業用クレープ紙「crep paper(クレプペーパー)※」から生まれます。山陽製紙の商品開発コンセプトである「アップサイクル(元の素材や製品より価値あるものを生み出すこと)」に基づき、自然とふれ合い・楽しみながら、守るべき自然を身近に感じるきっかけになりたいと考えています。crepのピクニックラグは2016年9月の発売以来、累計約10万枚を販売。2017年にはインテリアライフスタイル東京で「ベストバイヤーズチョイス」を受賞。2018年には、「グッドデザイン賞」を受賞しました。これからも身近な資源である紙資源の可能性を広げながら、紙や自然を大切にする心を育てつつ、循環型社会を目指します。
※「crep paper」は山陽製紙の工業用クレープ紙を素材として商品をつくる際の成分ブランドです。古紙を原料として、セメント袋の口縫い用テープや電線類を包装する紙として使われてきました。独特のシワから生まれる強度と伸縮性、紙としては珍しい耐水性も兼ね備えた高機能再生紙です。
■ピクニックラグ CHECK EXPO 2025 について
<素材>
クレプの原料はクラフト古紙を使用していますが、紙色がクラフト色となることから、より色をきれいに表現するため、当製品では素材を不用コピー用紙のアップサイクルサービス「PELP!(ペルプ)」(※1)から生まれたPELP!クラフトを使用しています。PELP!クラフトのピクニックラグは「KAMITORE(カミトレ)」(※2)という紙のトレースシステムにより、商品に付属のQRコードを読み取ることで、紙の排出元(企業・団体)を知ることができます。
<パッケージ>
今回初めて紙素材を採用し、より環境負荷の低減を意識したパッケージとなっています。
<デザイン>
水都大阪をイメージした青、にぎやかで活気のあるイメージで赤、泉南市の特産品「水なす」をイメージした紺藍の3色を用いて、新しいデザインを作成しました。
<概要>
【サイズ】S/60㎝×90㎝ M/90㎝×135㎝ L/110㎝×200㎝
【価 格】S/1,320円 M/1,980円 L/2,750円 (すべて税込)
※1)PELP!(ペルプ)とは
PELP!は山陽製紙株式会社が提供している、会員企業から不用コピー用紙を回収し、名刺や封筒といったオフィス用品に加工して還元・循環させるサービスです※。オフィス古紙の再生率の低さが課題になっていたことから2012年にスタートしました。不用コピー用紙の回収袋「PELP! BAG」の購入のみで会員となることができ中小企業でも参加しやすい仕組みを実現しています。
※オフィス用品などの紙製品の購入は有料です。
https://pelp.jp/
また、PELP!(使用済みコピー用紙)とクラフト古紙と混ぜることで強度を増し、ポリエチレンラミネート加工を施した紙がPELP!クラフトです。
※2)KAMITORE(カミトレ:紙のトレースシステム)
PELP!の特徴の一つであるKAMITORE(カミトレ)では、どの企業で分別された紙か、それがどんな紙製品に生まれ変わったかなど、あらゆる再生状況の追跡といったトレーサビリティを可能にしています。CO2削減量など、環境貢献指数も可視化しています。<特許番号:第 7029688 号>
■「OSAKA PRIDE PRODUCTS 2025」阪急うめだ本店での販売について
大阪代表商品・24品を販売します。
場所:阪急うめだ本店 10階「うめだスーク」中央街区パーク
期間:4月30日~5月6日
■販売店舗
・紙と暮らす、エシカルストア『Repepa(リペパ)』https://repepa.com/
・山陽製紙ギャラリー 大阪府泉南市男里6-4-25 1階
山陽製紙株式会社について
経営理念
「私たちは紙創りを通してお客様と喜びを共有し、環境に配慮した循環型社会に貢献します」
一、 私たちは、希少価値のある紙をお客様と共に創ります。
一、 私たちは、お客様と共に成長発展することを喜びとします。
一、 私たちは、資源として使った地球の財産を守り、再生し、循環型社会に貢献します。
上記の経営理念を掲げ、製造工程でも環境に配慮し、使用電力は、「再生可能エネルギー由来のCO₂フリー電気」を利用、排水は「活性炭ろ過方式排水処理設備」を使用してきれいな水に還しています。2019年に「再エネ100宣言RE Action」に加盟し、2022 年には日本の中小企業の製紙業としては初の「SBT 認定」を受けています。
■環境関連受賞歴
2018年 環境人づくり企業大賞2017 優秀賞
2019年 環境人づくり企業大賞2018 環境大臣賞
2019年 環境コミュニケーション大賞2019 優良賞
2023年 エコアクション21 オブザイヤー2022 ソーシャル部門 銀賞
2023年 eco検定アワード2023 優秀賞
2024年 エコアクション21 オブザイヤー2023 環境経営レポート部門 銅賞
2025年 エコアクション21 オブザイヤー2024 ソーシャル部門 銅賞
山陽製紙株式会社概要
所在地 | 大阪府泉南市男里6-4-25 |
代表者 | 代表取締役 原田六次郎 |
社員数 | 46名 |
設立 | 創業 昭和3年3月 / 設立 昭和32年12月 |
事業内容 | 製袋用クレープ紙の製造及び製袋関連資材の販売 包装用クレープ紙の製造及び鉄鋼、電線用包装関連資材の販売 自社ブランド商品(SUMIDECO、crep、PELP!)の企画、販売 電子部品用層間紙の製造及び包装関連資材の販売および関連資材の販売 その他オーダーメイド再生紙の製造 |