FSC CoC認証とは

FSC認証は環境、社会、経済の便益に適い、きちんと管理された森林からの製品を目に見える形で消費者に届け、それにより経済的利益を生産者に還元する仕組みです。認証は自主的なものであり、認定された独立した第三者認証機関による審査の後、規格を満たしたと判断された場合に発行されます。認証取得組織が認証範囲に登録し、認証された管理体制で取り扱っている製品にのみ認証製品としてFSCラベルを付けることが可能となります。FSC森林認証にはFM認証（適切な森林管理）とCoC認証（製造・加工・流通過程の管理）の２種類があります。CoC認証はFSC認証を受けた木材や原料が加工流通過程で、他の非認証製品と分別されているかを確認するものです。古紙の再利用についても、新しく木を伐採する必要がないため、間接的に森林保護につながると考えられています。

FSCリサイクルとは

FSCラベルの種類の1種。回収原材料を100％使用している製品に付けられます。木材製品の場合は、回収原材料の70％以上がポストコンシューマー（きちんと消費者の手に渡り、使用されてから回収された原材料）である場合に付けることができます。

FSCラベル（※）使用可能商品

山陽製紙はFSC® CoC認証（FSC®C157238）を取得しております。弊社サービス「PELP!（ペルプ）」で回収した不用なコピー用紙とFSC認証古紙パルプからできた再生紙にはFSC認証ラベルを付けて販売が可能です。他にも製紙原料としてFSC認証古紙パルプを使って製造したオーメイド再生紙はFSC認証ラベルを付けることが可能な場合があります。詳しくはお問い合わせください。
※FSC認証製品であることを示すため、製品上につけるロゴのこと